ごまの栄養素と特有の成分「ゴマリグナン」を深掘り!パン作りなら「太白ごま油」がおすすめ。

ゴマリグナン

最近注目のごま。小さくて地味な見た目なのにとてつもない「パワー」。
特に注目すべきは「コレステロール値の上昇を抑える効果」「若返り(アンチエイジング)効果」。そんな「ごま」の栄養成分や期待できる健康・美容効果をみてみましょう!

こちら↓(摂り続けた感想)も参考にしていただけるかと思います(^^)

目次

ごまの栄養成分

ごまの健康効果・美容効果
・老化予防
・がん予防
・若返り(アンチエイジング)
・美肌、美髪

ごまの栄養成分
ゴマリグナン
不飽和脂肪酸(リノール酸、オレイン酸)
・たんぱく質(必須アミノ酸)
食物繊維
鉄、カルシウム、マグネシウム など

高い抗酸化力「ゴマリグナン」

ごまの脂質は約75%が不飽和脂肪酸で、そのうちの1%が、ごまにしか存在しない「ゴマリグナン」という抗酸化成分です。ゴマリグナンには、有名な「セサミン」や「セサミノール」などが含まれています。強い抗酸化力で、若返り(アンチエイジング)・老化予防・がん予防の効果が期待できます。

特に、ゴマリグナンは、健康面において重要な脂質の酸化を防ぐ働きがあり、ごま油は他の油と比べて酸化しにくいのです。酸化しにくいということは、脂質異常症の人も積極的に摂りたい油といえます。

抗酸化作用のある食品は、一緒に摂ると抗酸化力がUP!!
アーモンドなどに含まれているビタミンEと一緒に摂ると、ビタミンEの老化予防・美容効果 などのはたらきが強まります。他にも、ビタミンC、鮭のアスタキサンチン、ポリフェノール類 などがあります。

ゴマリグナンの健康効果
・若返り(アンチエイジング)、老化予防、がん予防
・抗酸化作用が肝臓で発揮 ➡ 肝機能を高める、二日酔い防止
・血中のコレステロールの上昇を抑える=血液サラサラ

※特に「ごま油」は脂質異常症の人が積極的に摂りたい油

コレステロール0 不飽和脂肪酸(リノール酸とオレイン酸)

ごまは約50%が脂質ですがコレステロール0。脂質のうち約75%が体に必要不可欠な不飽和脂肪酸で、リノール酸とオレイン酸が大半を占めています。人間の細胞膜をつくる材料となり、体内では合成されない脂肪酸のため食品から摂る必要があります。

リノール酸とオレイン酸の健康効果
・免疫力UP
・血中の悪玉コレステロールを溶かして排出 ➡ コレステロール値を下げる/上昇を抑える効果
・大腸で便の滑りをよくする ➡ 便秘予防効果

ごま油ときゅうりのさっぱり和え

ごま油は、香ばしくて食欲がそそられますが、お料理によっては個性が強くて使いにくいときもありますよね。そんな時は、竹本油脂(株)の「太白たいはく胡麻油」がおすすめです。

竹本油脂さんの登録商標で、生のごまを搾っているため、ごま油独特の香りがありません。すっきりとした風味で色々なお料理やお菓子作り、パンづくりにも向いています。特にパンづくりで使うと、液体油脂なのでフワフワしっとりと仕上がるのでおすすめです(^^)

良質なたんぱく質(必須アミノ酸)

ごまは、脂質の次にたんぱく質が豊富です。大豆と同様、ごまも必須アミノ酸を多く含む良質のたんぱく食品です。栄養価的に補助しあうので、大豆とゴマは一緒に食べると効果的です。

食物繊維・鉄・カルシウム

あんなに小さい1粒の中に、ビタミンB1、B2、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)、マグネシウム(Mg)などのビタミン・ミネラル類も含まれています。この、ビタミン・ミネラル類の相乗効果で、美肌・美髪効果も期待できます。

毎日どのぐらい摂ればいいの?

<ごまの摂り方>
1日の目安は10g~20gすりごま」か「練りごま」で、毎日摂る!!

大さじ2杯(約15g)のカロリー 80Kcal

ごまは堅い表皮に覆われています。粒のままだと、よく噛まないと栄養素が吸収されにくいため、すりごまか練りごまが無駄なく栄養素が摂れます。そして、一日で体外に出てしまうため、効果を望むなら、毎日摂る必要があります。

ゴマリグナンに含まれる「セサミノール」目的なら、ごま油が◎
食物繊維を摂りたい場合は、すりごまが◎

おすすめ!!ごま油レシピ

レシピというほど立派な料理ではないのですが、わたしはTKG(卵かけごはん)にごま油をかける食べ方が大好きです。おいしいので、ぜひお試しください(^^)

ごま油ON卵かけごはん

・ごはん 1膳
・卵 1個
・しらす 適量
・醤油 適量
・ごま油 適量
・だし醤油 ごく少量

太白胡麻油を使用したお菓子・パン作り

太白胡麻油を入れたふんわり「ちぎりドッグぱん」

ごま油は油脂の中でも、香りや色が特徴的ですよね。食欲をそそる香りはご飯系によく合います。また、他の油脂と違って酸化しにくいのも大きな特徴です。いろいろな料理に使いたいところですが、あの強い香りが料理によってはミスマッチで使えないことがあります。

そんなときは、太白たいはくごま油がおすすめです。よくお店で見かけるごま油は、ごまを焙煎してから作られていますが、太白ごま油は生のまま搾るので、焙煎ごま油特有のあの香りと色はありません。なので、お菓子やパン作りに使ってもまったく気になりません。しかも、ごまのコクはそのまま残るので、軽いけどリッチなパンを作るのにもってこいです(^^)

[balloon_left img=”https://akkos-hobbies.net/wp-content/uploads/2022/03/d9f341e9492af897bdbd7b5a128d5ff2.png” caption=”うさ”]パン作りの場合は、しっとりと軽く仕上げたいというときに、バターの代わりに使うのがおすすめです。[/balloon_left]

例えば、バターロールやちぎりドッグパン。使う油脂をすべてバターにしてしまうと、とてもおも~くなります。そこで、人によってはマーガリンやショートニングを一緒に使う方もいるのではないでしょうか。中には、マーガリンやショートニングは使いたくないという方もいることと思います。そんな方へはぜひ、太白ごま油がおすすめです!

まとめ

ごまに含まれる栄養素や特有の成分ゴマリグナンについてまとめました。また、ごまは粒のままだと硬い殻に覆われているためほとんど消化吸収されずに体外で出て行ってしまうため、すりごまか練りごま、またはごま油で摂るといいでしょう(^^)ごま油の場合は、いろいろな料理やお菓子、パン作りでも使いやすい「太白ごま油」がおすすめです。

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この記事を書いた人

こんにちは!あっこぶんとです。
保育園での栄養士経験と、世界規模で名の通っているアパレルショップでの販売経験があります。趣味は温泉です。パンづくりもします。ブログには「食と健康、温泉、美容、パン作り」について書いていきます☆

どうぞよろしくお願いいたします。

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