日本の冬は湿度が低く乾燥しますよね。毎年、わたしは乾燥対策をしています。湿度が低いとお肌はつっぱるし粉は吹くし、のどは痛くなるしと良いことなしですよね(^^;) そこで、乾燥の原因と種類、種類別による対策について調べてみました。
乾燥肌の原因=肌の水分不足+油分不足
お肌の表面には汗と油でできている「皮脂膜」があります。水仕事などでお肌の皮脂膜がこわれると、セラミド(お肌内部の80%もの水分を維持)が失われていきます。すると、皮膚内部の水分が蒸発しお肌はカサカサしてしまい、乾燥肌となってしまうのです。
乾燥肌の種類
乾燥肌には種類があり、症状によって分類されています。ここでは4つの乾燥肌についてとりあげます。
ドライスキン (油分も水分も少ない) | 乾燥でカサつきのみのお肌 |
乾燥性敏感肌 | 乾燥でカサつき+刺激に弱く荒れやすいお肌 (セラミド不足) |
インナードライ (油分は多く水分は少ない) | Tゾーンはべたつくが目や口回り、頬がカサつくお肌 |
老人性乾燥肌 | 加齢に伴い皮脂や汗の分泌が減った結果、水分が保てなくなりカサつくお肌 |
それぞれの乾燥肌別による乾燥予防方法
水分と油分、セラミドを補う
乾燥を防ぐには、洗顔後水分を与え、油分でフタをすることが大切だと述べました。
つまり、お肌の水分を保つには、
・水分+油分を補う
・セラミドを摂る(内側と外側からのケアが大切)
ことです。
さらに、お肌の内側に水分を保つのに必要なセラミドがあります。年齢とともにセラミドは減っていくため、セラミドサプリを摂るのも有効といえます。わたしはサプリを摂って2か月ほど経ちますが、摂ってから4週間ほどでお肌にツヤと明るさを感じるようになりました🙂
食べ物に気をつかう
代謝や血行が悪くなると、水分も巡りにくくなるため、脂質や塩分の多い食事(インスタント食品やスナック菓子など)には気をつける。むくみ予防は乾燥予防にもなるということですね。
ビタミン・ミネラル・ポリフェノール
お肌にいいといえば、第四、第五の栄養素「ビタミン・ミネラル」を含む野菜や果物、海産物ですね。
そして、植物性食品に含まれるポリフェノール。
種類はたくさんありますが、黒豆茶に含まれるアントシアニンは、お肌のハリや弾力性を保つコラーゲンに作用(コラーゲンとコラーゲンを結びつける働き)します。わたしは昔から黒豆茶や黒豆黄な粉を摂るようにしています(^^)
たんぱく質
コラーゲンはたんぱく質です。体内のあらゆる部分に存在しており、意外にも骨や血管などに多く含まていています。柔軟性を保つ役割があり、お肌と骨に関していえば、お肌を柔らかく保つ・骨を折れにくくする などの働きをします。体重の5~6%はコラーゲンで、例えば50Kgの女性の場合、コラーゲンは約3Kg体内にあるということになります。かなりな量ですよね。
いろいろなアミノ酸が体内で代謝されコラーゲンを作っています。たんぱく質(大豆・卵・肉など)をいろいろな食事から摂ることが大切です。
良質な脂質(オメガ3系脂肪酸)
良質な脂質を摂るように心がけることも大切です。オリーブ油・魚油・アーモンド油は、オメガ3系脂肪酸(1つのグリセリンに対し3つの脂肪酸が合体してできている)です。体内でつくることのできない脂肪酸なので食事から補う必要があります。
オメガ3系脂肪酸は、内臓や細胞膜の材料になります。お肌に関していえば、お肌を守る・セラミドを作る などの働きをしています。
睡眠をしっかりとる
摂った栄養素がきちんと体で代謝されることが大切です。睡眠を最低でも6時間以上とれています。
昔からお肌のゴールデンタイム(22時~2時)とありますが、摂った栄養素が、睡眠中に代謝され老廃物が排出されやすくなります。
そして新しい細胞がつくられターンオーバー(肌の生まれ変わる周期・サイクル)がスムーズにできます。
きちんと睡眠とる習慣をつけることが、乾燥肌を改善し美肌へとつながっていきます。
部屋の湿度を保つ
理想の湿度は40~60%ぐらいといわれています。たしかに40%を下回ると体感でも乾燥を感じます。しかも、わたしの場合は乾燥するとのどが痛くなり咳が出るので、眠るときにマスクと加湿器は欠かせません。こちらは、わたしが使用している加湿器(ピンク色を購入)ですがお値段の割に高機能で、デスクや枕元に置いたり、持ち運んだりできるタイプでおすすめです。
まとめ
乾燥肌の原因と対策について述べました。
日本の冬は乾燥するので、乾燥肌で困っている方は多いと思います。きちんと対策をしてツヤツヤお肌を維持していきたいですね。
ご覧いただきましてありがとうございました😊
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