最近顔の乾燥がひどいなぁと感じている方いませんか?
「外からのケアも大切だけど、やはり体の内側から潤わないと根本的な解決にはならないよ」という方が見てくださっていると思います。そんな方のために、おいしく食べて♪内側から潤う土台を作る栄養素と食べ物についてご紹介し、おすすめの食べ方を考えてみました。
美肌の前提として、以下3つの機能によりお肌は正常に保たれます。
・皮脂膜=脂(油分)+汗(水分)=天然のハンドクリーム=水分の蒸発を防ぎ潤い維持
・天然保湿因子(NMF)=皮膚の内部にあってクッションのように肌の弾力やハリを保つ
・細胞間脂質=主成分がセラミドで皮膚の内部を埋め、肌表面からの水分の蒸発を防いでいる
これらの生成を助ける栄養素と食べ物について挙げています。
美肌に必要不可欠!新陳代謝を促すタンパク質(特に必須アミノ酸)
美肌にはスムーズな新陳代謝が大切ですが、新陳代謝には「タンパク質」が必要不可欠です。
タンパク質は体のありとあらゆる場所に存在していて、正常に肌機能を保つなどの働きもしています。
「必須アミノ酸」は体内で作られないアミノ酸のことで、食べ物で摂らなければいけません。
美肌には、その必須アミノ酸を含む=「良質なタンパク質」がとっても大切です。
以下の組み合わせで食べると簡単に「美肌のためのタンパク質」が摂れますので参考にしてみてください(*^^*)♪
納豆好きにオススメ!納豆+キムチ(白菜の漬物)or モロヘイヤor 玉ねぎ
忙しい日本人の朝にピッタリの納豆には残念ながらビタミンCが含まれていません。
納豆と味の相性がよくビタミンCがたっぷりと含まれている白菜やモロヘイヤ、玉ねぎと一緒に食べることがおすすめです。血液サラサラ&美味しいのでご飯もすすみますよ~!
キムチの白菜は食べやすいサイズに刻み、玉ねぎはみじん切りにすると美味しく食べられます(^_^)
豚肉トッピングで♪キャベツたっぷりお好み焼き(卵+キャベツ)
卵は納豆同様にビタミンCを含みません。卵はビタミンCをたっぷりと含むキャベツと一緒に食べることがオススメです。豚肉には美肌に必要不可欠なビタミンB群が含まれ、代謝アップを助けてくれるのでぜひ一緒にどうぞ!
このときに、「とろろ芋をすりおろしてたっぷり入れる」とふんわりと仕上がります♪
また、もっと簡単に食べたい!という方はこんな食べ方がありますよ↓↓
千切りしたキャベツをさっと茹でて卵(黄身のみ)とめんつゆで和えよく混ぜます。ご飯にも合いとても美味しいのでたくさんキャベツを食べたいという方にもおすすめです。
他には、豚肉と千切りしたキャベツをポン酢と塩コショウでさっと炒めるのも簡単&美味しいので超おすすめです!
お好みのフルーツをのせて♪フレンチトースト(牛乳+パン)
牛乳とパンには互いにない必須アミノ酸が含まれているので一緒に食べることで補いあって良質なタンパク質となります。パンと牛乳は味の相性だけでなく栄養面でも良いのですね♪
イチゴやバナナ、キウイなどをトッピングすれば、牛乳とパンには含まれないビタミンCが摂れます。美肌のためにはぜひトッピングしましょう!
美肌に亜鉛!新陳代謝とターンオーバーを促進
美肌に亜鉛は必要不可欠です。
新陳代謝とターンオーバー(肌の生まれ変わるサイクル)を円滑にする働きがあります。
亜鉛はミネラルの一種で、基本的には海の生き物や土壌に埋まっている天然の食べ物に豊富に含まれています。
その中でも特に貝類全般に豊富に含まれており、おすすめの食べ方はお味噌汁かアクアパッツァです。
亜鉛は水溶性なので水に溶けます。お味噌汁やアクアパッツァにすることで、あさりから亜鉛が汁に溶け出し、汁ごといただくことで美味しく余すことなく亜鉛が摂れます♡
また、味噌は発酵させた大豆でお肌にも健康にも良く、毎日食べたい食材です。
ちなみに、亜鉛が不足すると味覚障害が起こることがあります(甘くないものが甘いと感じるなど…)
これはわたしも経験があり、保育園の給食で食べたうどんなど甘くもない食べ物がやたらと甘く感じることがあり、たまたま同時期に血液検査をしたところ、亜鉛が少ないと出てしまい、亜鉛を含むお薬が処方されたことがありました。
当時ストレスで血便がでており、そのときにかなり亜鉛が出ていってしまっていたのかなと思います💧
女性は貧血気味の方が多いので鉄だけでなく亜鉛も積極的に摂りたいですね!
天然保湿因子(NMF)の維持にはビタミンA
天然保湿因子(NMF)は肌の弾力やハリに深い関わりがあり、天然保湿因子を維持するためにはビタミンAが必要です。
ビタミンAは基本的に動物性食品(赤身肉やバターなどコクがあるもの)に含まれています。
また、緑黄色野菜のニンジンやカボチャ、ホウレンソウなどに含まれている「カロテン(カロテノイド色素)」は体内で足りない分だけをビタミンAに変化させます(→プロビタミンAと呼ばれています)
緑黄色野菜以外では意外にも海藻類にビタミンAへ変換するプロビタミンAが含まれています(なんとモロヘイヤにも!)
※ビタミンAは脂溶性なので汗や尿などで体外へ排出されません。現代の食生活で不足はなかなか起こりません。
摂りすぎる方がよくありませんので注意が必要です
ビタミンAが脂溶性ということは油に溶け出ますので、緑黄色野菜は油調理が向いているといえます。
まとめ
からだの内側から潤う土台をつくるということで、肌機能アップに必要な栄養素や効果的な食べ方をご紹介しました。今回有名なビタミンB群やC、Eについては割愛しています。ぜひお役に立ちましたら幸いです。
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